YouTubeやSNSで「整形級メイク」として絶大な人気を誇るメイクアップアーティスト・𝐆𝐘𝐔𝐓𝐀𝐄(ギュテ)さん。
検索キーワードには“ウィッグなし”や“脱毛症”といった言葉が並び、彼の素顔に対する関心がますます高まっているようです。
そんなギュテさんは、高校2年生で「ストレス性円形」を発症し、髪・眉毛・まつ毛などの毛髪を徐々に失いました。
さらに近年では、顔に「尋常性白斑」という皮膚の一部が白くなる病気が現れたことを公表。
加えて、指定難病56「ベーチェット病」の疑いがあることも明かしています。
それでもギュテさんは、メイクを通じて“自分らしさ”を確立し、病気を隠すのではなく、受け入れながら発信することで、同じようにコンプレックスを抱える多くの人々に勇気を届けています。
本記事では、ギュテさんの基本プロフィールから、脱毛症、尋常性白斑、そしてなぜウィッグ?ウィッグなしの写真はあるの?までを徹底的に解説します!
ギュテってどんな人?
YouTubeやSNSを中心に活躍する、美容界のカリスマ・𝐆𝐘𝐔𝐓𝐀𝐄(ギュテ)さん。
ジェンダーや年齢の枠を超えた“整形級メイク”で話題を集め、今やフォロワー数240万人以上を誇る
美容クリエイター、メイクアップアーティストです。
高校2年生ごろストレスで髪・眉毛・まつ毛がすべて抜けてしまう「全身脱毛症」を発症。
近年では「尋常性白斑」という皮膚疾患とも向き合いなが、感性を活かした活動を続けています。
“無いなら描けばいい”という独自のスタイルを築き、メイクやウィッグは、ギュテさんにとって単なる美容アイテムではなく「コンプレックスを個性に変える手段」となっています。
ギュテって何者?wiki風プロフィールまとめ

- 本名:キム・ギュテ(Kim Gyutae)
- 生年月日:1994年12月23日(2025年現在30歳)
- 出身地:広島県東広島市
- 国籍:在日韓国人3世
- 身長:182cm
- メイクをするきっかけ:14歳の時に独特の世界観に魅力を感じてメイクに挑戦したのがきっかけ
- 職業:メイクアップアーティスト・美容クリエイター・YouTuber
- 所属事務所:ASOBISYSTEM Co.,Ltd.(2024年〜)
- YouTubeチャンネル:Make up GYUTAE(登録者 約88.8万人)
- SNS総フォロワー数:約260万人以上(Instagram・TikTokなど)
- 受賞歴:ベストスタイリングアワード2022受賞、ネイルオブザイヤー受賞(2023年)
- 著書:『無いならメイクで描けばいい』(幻冬舎)、写真集「FULL MOON」(講談社)
- セクシュアリティ:ノンバイナリー(恋愛対象は男性が中心)
- 特徴的な症状:18歳頃に全身脱毛症を発症/近年は顔に「尋常性白斑」/指定難病56(ベーチェット病)の疑いあり
- SNS:YouTube・TikTok・Instagram・X
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本名、出身地、国籍について
ギュテさんは本名そのままを活動名にしており、自身のルーツや個性を隠していません。
在日韓国人3世として日本で生まれ育ち、自分らしさへのこだわりがうかがえますね。
出身地は広島県東広島市でしたが、両親はが韓国人でギュテさん自身も韓国籍でした。
しかし、高校を卒業するまでは韓国語が全く喋れず、卒業後に半年間、韓国留学をしたそうです。
メイクをするきっかけは?

「男性でもメイクでこんなに顔が変わるんだ」
──14歳の頃、東方神起のジュンスさんの濃いメイク姿に衝撃を受けたギュテさんは、男性がメイクするからこそ生まれる独特の世界観に魅了され、自らもメイクに挑戦するようになったと語っています。
当時はTwitterで「#1mmでもいいと思ったらRT」というタグが流行しており、ギュテさんもメイク写真を投稿。コンプレックスの塊だった自分が“褒められる”という体験を通じて、メイクの楽しさと可能性に目覚めたそうです。
セクシュアリティは?
ノンバイナリーとマセクシュアルになります。
ギュテさんは、自身のセクシュアリティについて、性自認と性表現を男性・女性の枠に当てはめない
「ノンバイナリー」と公表しています。
また、恋愛感情や性的な魅力を感じる対象については、男性に惹かれる「マセクシュアル」であることを
明かしています。
全身脱毛症と尋常性白斑、そして指定難病も?──ギュテが抱える3つの難病
美しさと自己表現のために──全身脱毛症と10年向き合う日々
ギュテさんは高校2年生のとき、ストレス性円形脱毛症を発症しました。
最初は500円玉ほどの大きさでしたが、やがて握りこぶし大にまで広がり、症状は進行していきました。
この変化に戸惑いながらも、ギュテさんは母親に打ち明け、親しい友人にも話したそうです。
しかし、その告白がきっかけになったかは不明ながら、その友人からのいじめが始まり、ついにはクラス全員から無視されるという辛い経験をすることになります。
脱毛症の症状も、この精神的な苦痛と並行してさらに悪化していったといいます。
治療を続けるも再発を繰り返し、6年前に上京後は東京の毛髪外来でステロイド治療を受けていたそうです。
しかし、副作用による顔や手足のむくみがメイクに影響し、「美しい見た目を保つか、毛髪治療を続けるか」という選択に直面したそうです。
ギュテさんは“自分らしい美しさ”を優先し、治療をやめてメイクに集中する道を選びました。
現在は眉毛・まつ毛を含む全身の毛がない「全身脱毛症」と向き合いながら、メイク技術を磨き続けています。
ファンの方たちからは「本当にどこの毛もないんですか?」と度々聞かれるようですが、メイクをした眉毛やまつ毛を見ると本当に毛が生えているように見えるので、勘違いしてしまうのも分かりますよね。
この経験があるからこそ、同じ悩みを持つ人の背中を押す存在となっています。



メイク動画では1本1本丁寧に毛を書いていて、技術力の高さ、正確さに驚きます。
私も真似て眉毛を書いてみましたが、ガタガタになって全然ダメでした…
尋常性白斑と指定難病の疑いって?
ギュテさんは、肌の色が白くなる「尋常性白斑」という病気であることを公表しました。「尋常性」は「一般的」という意味で、この病気は自己免疫疾患の一つです。
目の下に白斑ができ始め、徐々に範囲が広がっているそうです。
かゆみや痛みはないものの、メイクで隠すのが難しくなるなど、特に顔という人目につく場所にできたことに、正直なところショックを受けていると語っています。
しかし、自身のメイクスキルでカバーし、この経験も発信していくことで、同じ悩みを持つ人の力になりたいと考えているそうです。
さらに、「ベーチェット病」の疑いがあることも明かしています。
これは難病指定されている病気で、特に疲労や睡眠不足になると口の中に大量の口内炎(15〜30個以上)ができ、激しい痛みを伴うそうです。
複数のクリニックで自己免疫疾患によるベーチェット病の可能性を指摘されているようです。
なぜウィッグ?
前述の通り、ギュテさんは長年全身脱毛症を患っています。
この病気は、髪だけでなく全身の毛が抜けてしまうという特徴があります。
そのため、ギュテさんは普段からウィッグを着用しており多くの動画や写真で目にする様々なヘアスタイルは、実はウィッグによるものなんです。
ウィッグを付けているなんて感じさせないくらい自然ですよね!
ウィッグは、ギュテさんにとって単に脱毛をカバーするツール以上の意味を持っており、ファッションの一部として、
その日の気分やメイク、服装に合わせて何十種類ものウィッグを使い分け、個性を表現しています。
ギュテさんがSNSで魅せる姿は、ウィッグを通じて生まれる“新しい美の可能性”そのものです。
ウィッグを通して、髪のおしゃれを諦めることなく、むしろ積極的に楽しむギュテさんは同じ悩みを抱える人々に勇気を与えていますよね。
ギュテのウィッグなし画像は存在する?
結論からお伝えすると、現在、ギュテさんのウィッグなしの画像は一般には公開されていません。
しかし、5年前の動画にてギュテさんが、ごく限られたプライベートな状況で、一度だけウィッグを外した姿を他人に見せた経験があると語っています。
その動画はこちら〉〉〉もう恋なんてしない。みんなに会いたい。
ギュテさんは長年全身脱毛症を患っており、髪がない状態です。
そのため、普段からウィッグを着用しており、ギュテさんにとってウィッグは単なる脱毛を隠す道具ではありません。自身の活動の中で、ウィッグをファッションの一部として楽しみ、工夫次第でどんなヘアスタイルも楽しめるというメッセージを発信しています。
実際、最近発売した写真集でもウィッグなしの案はあったものの、最終的には見送っています。
これは、「ありのままの脱毛を受け入れる」だけでなく、「工夫や努力によって自分らしいスタイルを楽しむ」というギュテさんの信念に基づくものです。
本当に努力の賜物ですよね。
まとめ
美容クリエイター、メイクアップアーティストとして活躍しているギュテさんは、全身脱毛症、尋常性白斑、ベーチェット病の疑いといった自己免疫疾患と向き合ってきました。
高校時代からの脱毛症は大きな苦悩でしたが、「ウィッグ」をファッションとして取り入れ、自己表現の形は、ウィッグは単なるカバーではなく、「髪がなくても自分らしく楽しめる」という彼のメッセージを伝える重要なツールです。
公開されたウィッグなしの画像はありませんが、外すという行為がギュテさんにとって極めてプライベートで、強い抵抗があることが分かりましたね。
ギュテさんはウィッグを着用した姿こそ「あるがままの自分」として愛しています。
もちろん、それはウィッグやメイクをしていない顔も同様です。
そして、何よりも「(ウィッグのことを)気にしないでいてくれたら、それが一番嬉しい」というのがギュテさんの本音です。
ギュテさんの発信は、困難を抱えながらも自分らしく輝き続けることを伝え、私たちに多様性を受け入れる勇気を与えてくれています。
これからも、ギュテさんの魅力からますます目が離せませんね!
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